映画「ボブという名の猫ー幸せのハイタッチ」あらすじと感想

日本の芸能ニュースにも薬物の問題はよく出てきますね。

依存症になってしまうものは怖いですね。

この映画「ボブという名の猫ー幸せのハイタッチ」に出てくる主人公も薬物依存症で、ずっと、迷路のなかでいるような。

依存症と言われるだけのことはあって、そう簡単にやめられない。

主人公もいわばどん底生活を送っているのですが、この主人公はあることがきっかけで変わるんです。

そのきっかけはある「猫」との出会いだったんです。

これはどん底の男性が猫との出会いで人生を変える実話をもとにした映画。

心の温かさを感じたい人に、特におすすめの映画です。

映画「ボブという名の猫ー幸せのハイタッチ」あらすじ

場所はロンドン。

青年のジェームスはプロのミュージシャンを目指していますが夢はかなわず、薬物依存からも抜け出せず。

家族にも見捨てられてホームレスをしています。

薬物依存の友人に出会いまた薬物に手を出してしまい、気づいたときはジェームスは病院のベッドに。

ジェームスの薬物依存の更生を担当するヴァルは彼に住む場所を与え、ジェームスは二度と使わないことを誓います。

そのアパートに1匹の野良猫が迷い込んできます。

彼は猫にボブと名前を付けボブのケガした足を治すのをきっかけに二人の生活が始まります。

ボブという名の猫ー幸せのハイタッチの感想と見どころ

この映画「ボブという名の猫ー幸せのハイタッチ」を見終わった時には、自分の大切なものを再認識させられます。

自分の大切なもの、かけがえのない存在。

大切なものってなんだったのか、改めて感じることができます。

人が変わるきっかけは、人によっていろいろなのかもしれませんが、身近な存在が、与えてくれるものって大きいと思いませんか?

思考の癖や行動の癖。

変わるのには相当な覚悟が必要なんですよね。

そのときにキッカケになりやすいのは「守りたい存在」ではないでしょうか。

家族だったり子供だったり、ときには親友だったり。

この映画「ボブという名の猫ー幸せのハイタッチ」の主人公、ジェームスの場合はそれが猫だったわけです。

この映画、実話がもとになっているんです。

ノンフィクションの「ボブという名のストリート・キャット」というベストセラーを映画化したのがこの作品。

ジェームスはいわば人生のどん底にあったようなものです。

薬物依存になり、親に見放され、家をなくし。

それがボブという猫との出会いがジェームスの人生を変えたのです。

人って何がキッカケで人生が変わるかわかりませんよね。

依存症ってなかなか抜け出せないものです。

抜け出すためにものすごい苦しむところがあります。

人が変わるというのはすごく大変。

でもそんなときに支えになる存在があることで、大変なときを乗り越えられることがあります。

この映画を見ていると本当に心があったかくなります。

「ボブという名の猫ー幸せのハイタッチ」の見どころ

実はこの映画に出ている猫「ボブ」は本物のボブ本人(本にゃん?)が出演しています。

ボブの姿は本当にかわいい!

家でも猫はたくさん飼っているのですがそれでも見ていてかわいいのなんの!

ボブの姿はこの映画の大きな見どころの一つです!

ハイタッチをするシーン、ジェームスの肩に乗って散歩をするシーン、猫の美しさそのすべてが魅力的。

そしてもう一つ、美しいものがあるんです。

それは「人の心」です。

優しいんですよ。

ジェームスが助けられたのはボブだけではなく、ジェームスの更生担当のヴァル。

彼女が手を差し伸べ続けたから家という住む場所ができ、ボブに出会うことができたのです。

ジェームスもやってきたボブを追い返さず、ミルクを与え、家に泊めてあげる。

自分もお金がない中でも食べ物を分けてあげるその心。

次に現れたボブのケガの治療費に残りの食費を使ってでもボブを助けたり。

そしてジェームスはボブに助けられるわけですから、いわば「猫の恩返し」と言えますね。

町の人のボブとジェームスへのあったかい心。

中にはプレゼントをくれる人まで。

このたくさんの人の優しい心がこの実話になっていったんですね。

映画「ボブという名の猫ー幸せのハイタッチ」のキャスト・スタッフ

ジェームス・ボーエン(ルーク・トレッダウェイ)

ボブ(ボブ)

ヴァル(ジョアンヌ・フロガット)

ペティ(ルタ・ゲダミンタス)

ジャック・ボーエン/ジェームスの父(アンソニー・ヘッド)

監督(ロジャー・スポティスウッド)

製作総指揮(ポール・ブレッド)(ティム・スミス)(ダミアン・ジョーンズ)

音楽(デヴィッド・ハーシュフェルター)

オリジナル曲(チャーリー・フィンク)

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まとめ

「ボブという名の猫ー幸せのハイタッチ」は本当に心温まる映画です。

実話をもとにしている映画だけあって、より暖かさを感じるんですね。

人の温かさ、大切なものの存在を感じ、ついホロっとしてしまう映画です。

猫の可愛さが最大に引き出され、猫好きにはたまらない。

そんな映画「ボブという名の猫ー幸せのハイタッチ」はあなたの心をそっと温めてくれます。

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