アニメ「異世界食堂」1期 あらすじとネタバレ・レビュー

人間の三大欲求の1つ、食欲。

生き物が生きていくためには絶対に必要な作業ですよね。

最近は異世界を舞台にしたアニメや漫画は多いですが、異世界の食事ってどんなでしょう?

そしてもしも、異世界の人が我々になじみのあるご飯を異世界の人が食べるとどんな反応をするんでしょう?

今回紹介するアニメは「異世界食堂」の第1期。

2021年秋アニメに第2期が放送されるので、見たことのない人は是非あらすじや話の概要をつかんでくださいね!

アニメ「異世界食堂」第1期の玄苺による評価は・・・(星4.0)

アニメ「異世界食堂」第1期は全12話です。

アニメ「異世界食堂」を見るならdアニメストアがおすすめです。

アニメ「異世界食堂」第1期あらすじ

「洋食のねこや」この店は土曜日にだけ不思議なことが起こる。

土曜日、「洋食のねこや」の扉は異世界のあちこちに繋がり、異世界のいろんな種族がやってくる。

人間やドワーフ、エルフやフェアリーにドラゴン。

彼らはみな、「洋食のねこや」の料理に惹かれて、7日に1度の土曜日を待ち焦がれて。

異世界の人々と心ををつなげる料理。

心温まるいろんな種族と料理の様々なお話。

ストーリーとメニュー

それでは各話の料理の紹介です。

第1話:「ビーフシチュー」/「モーニング」

第2話:「メンチカツ」/「エビフライ」

第3話:「ミートソース」/「チョコレートパフェ」

第4話:「オムライス」/「トーフステーキ」

第5話:「カツ丼」/「プリンアラモード」

第6話:「サンドイッチ」/「じゃがバター」

第7話:「カレーライス」/「チキンカレー」

第8話:「ハンバーグ」/「クッキーアソート」

第9話:「シーフードフライ」/「クリームソーダ」

第10話:「クレープ」/「納豆スパ」

第11話:「カルパッチョ」/「カレーパン」

第12話:「とん汁」/「コロッケ」

アニメ「異世界食堂」第1期ネタバレ・レビュー

アニメ「異世界食堂」は全体的にのんびりゆったりしています。

私、玄苺による評価は・・・

星5つにならなかった理由は1つ。

食レポの長さがくどく感じること。

これ以外は文句なしです。

全体的にまったりとした流れになっているため、それが苦手と感じる人もいるでしょうが、食事のアニメですから。

波乱万丈であるはずも派手であるはずもありません。  

人をつなげる料理の力

「異世界食堂」は全12話になっていて、各話に2品の料理がテーマになっています。

そしてそれぞれに、異世界の人(種族)のストーリーが展開していくというのがざっくりとした流れになります。

そこには人間からエルフやドワーフなど様々な種族が登場するのですが、みな同じように食事をする。

異世界では食べることのできない絶品料理を食べたいという目的を同じにして平和に食べる。

ときにどの料理がおいしいかを競うように口論にはなってもそれ以上にはならない。

これって人類にとっても理想形ですよね。

有名な話ですが、戦争中のクリスマスの日。

敵味方関係なく一緒になって飲み食いをして過ごしたそうです。

戦争中にですよ?

でもこの精神ってとても大事だと思うんです。

もちろん争わないことに越したことはありませんが、戦争中に敵国と飲食を共にする。

「異世界食堂」では敵国と戦っている人と食事をするわけではありません、むしろ見ず知らずの他人です。

ただその中には人間以外の種族もたくさんいて、考え方から文化からもっと違いがあるんですね。

それでも共に平和に食事をする。

これは1つ印象的なところですね。

こだわりの食レポ

それぞれにこだわりの料理を食べるのに、グルメ番組顔負けの食レポが繰り広げられます。

特にそれぞれのキャラクターが初めて登場するシーンや、食事のシーンのときの解説がすごいです。

実際のグルメ番組の食レポもある程度の台本はあるのでしょうが、こちらは考えに考えられてのセリフ、というのもあるのでしょう。

セリフ量も多くて声優さんも大変だろうと思いますが、さすがプロ。

解説という食レポがくどく感じる人もいるだろうというぐらいの解説です。

「孤独のグルメ」がほとんど解説もなく食べるのの真逆のものですね。

食レポ番組は、普段食べることのあまりない料理や、珍しい物を紹介することがほとんどですよね。

それに対して「異世界食堂」に出てくる料理はほとんどがなじみのある料理。

そのため、改めて普段から食べなれている食事の解説を聞くのはある意味、新鮮です。

ただ、この解説という食レポが評価を分けるものにもなるでしょう。

かなり長い細かい食レポなので、しつこく感じる人もいるかと。

それぞれの料理へのこだわり

「異世界食堂」に出てくるキャラクターは、それぞれに毎度のように注文する料理が同じもの。

なので食べる料理名のあだ名がついています。

コロッケやエビフライ、メンチカツやロースカツなどとあだ名がついているわけです。

それほどにその料理が好きで繰り返し食べているということでもあるのですが。

毎週土曜日しか食べることができないこともあって余計に1つの料理にこだわるのかもしれませんが、持ち帰りにまでこだわります。

メンチカツ好きの女性はメンチカツサンドを持ち帰りますし、エビフライ好きはエビカツサンドを持ち帰る。

どの料理が最もおいしいかを口論したり。

好みは1人1人それぞれ。

それはどこの世界でもおなじですね。

そしてお客さんに限らず店長にもこだわりが。

「洋食のねこや」というだけあって、店は洋食屋。

声優さんのセリフ量のすごさ!

食レポ部分でも紹介しましたが、セリフ量がすごい。

これは食事をする異世界の人(種族)だけでなく、店で働くスタッフのアレッタ。

アレッタのセリフ量もかなりのものです。

ウエイターの役というのもあり、注文をさばくシーンはかなりのセリフになっています。

こういうセリフ量の多いのを聞いていると、声優という仕事のすごさを改めて感じます。

このセリフの多さや、長い喋りのシーンなんかは、声優を目指したい人にとってもいいのかと個人的には思います。

出演している声優さんもかなりベテランの方が多いので、ファンとしても楽しめる大きな要因ですね。

アニメ「異世界食堂」の原作は・・・

アニメ「異世界食堂」の原作は「小説家になろう」発の小説です。

近年は「小説家になろう」から書籍化されたものが、漫画化やアニメ化となるのが多いですね。

今回紹介しているアニメ「異世界食堂」も同様で、書籍化され、漫画化・アニメ化とされたものです。

2013年に著者「犬塚淳平」により投稿がはじまり、2015年に書籍化。

その後「九月タカアキ」氏により漫画化され、2019年に一度完結となりました。

が、2021年9月に「ヤミザワ・モロザワ」氏により「異世界食堂~洋食のねこや」として新たにコミカライズされました。

九月タカアキ氏とヤミザワ・モロザワ氏では作画のタイプが違うので、読者としては好みが分かれるところかもしれませんね。

広告

アニメ「異世界食堂」キャスト・スタッフ

それではアニメ「異世界食堂」のキャストとスタッフを紹介します。

キャスト

店主:諏訪部順一

アレッタ:上坂すみれ

クロ:大西沙織

赤の女王:伊藤静

アルトリウス:清川元夢

タツゴロウ:大塚芳忠

アルフォンス:立木文彦

サラ:安野希世乃

ハインリヒ:杉田智和

スタッフ

原作:犬塚淳平(ヒーローズ文庫/主婦の友社 刊)

原作イラスト:エナミカツミ

監督・シリーズ構成:神保昌登

キャラクターデザイン:佐野隆雄

プロップデザイン:森本靖泰

美術監督:片平真司

色彩設計:水本志保

撮影監督:佐藤敦

編集:近藤勇二

音楽:辻林美穂/TOMISIRO

音楽制作:フライングドッグ

音響監督:土屋雅紀

音響製作:グルーヴ

アニメーション製作:SILVER LINK

最新情報をチェックしよう!