最近の転生ものアニメのタイトルは長いですね。
今から紹介するアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」なんて漢字にしているのに29文字ですよ。
てことで、今回紹介するのは略して「はめふら」!(以下記事内「はめふら」)
はっきり言って個人的には高評価です!!(星4.5)
このアニメのおすすめポイントは「優しさとはなんぞや」そして「癒し」です。
優しさや癒しを求めている人には大変おすすめのアニメです。
※2021年7月より第2期も始まりましたので、まだ1期を見ていない人は是非おすすめ!
映画やドラマなども楽しみたい人におすすめなのはUnextです。
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「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」はこんな人におすすめ!
はめふらはこんな人におすすめです!
- 転生ものアニメが好き
- まったりした作品が好き
- 優しい作品が好き
逆に、こんな人にはあまりおすすめしません。
- バトルが見たい
- のんびりしたものがすきではない
日常ものとまでは言いませんが、全体的にまったりのんびりと話は進んでいき、若干単調なところはあります。
それぞれの心理的描写の山場はありますが、大きな展開はない。
これが苦手な人にはあまりおすすめできないですね。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」あらすじ
国の王子「ジオルド・スティアート」がクラエス家を訪問した際、クラエス家のわがまま放題の令嬢「カタリナ・クラエス」は転んで頭をぶつけてしまう。
と同時に自分が女子高生だったころの前世の記憶を取り戻すことになる。
すると王子「ジオルド」の名前も、自身「カタリナ」の名前も前世で遊んでいた乙女ゲームに登場する人物の名だということに気づき、自分がそのゲームの中の世界にいることに気づく。
そしてそのゲームの中で「カタリナ・クラエス」というのは、良くて「国外追放」、最悪の場合は「殺されたりで死亡」という結末を迎える悪役令嬢であった。
前世の記憶を取り戻した「カタリナ」はなんとしても生き延びるために、これから自身に起こるであろう「破滅フラグ」を回避するため奔走するのであるが・・・。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」感想・レビュー
はめふら、最初にも書きましたが個人的評価は星(星4.5)です。
他にもAmazonプライムビデオの評価を見ても(4.4)と高評価!
この高評価がつくのは見てもらえばわかりますが、カタリナを含め出てくるキャラクターはみな個性的なのに、変な嫌味がないんです!
見た後にスッキリするような話になっているんです。
カタリナの描かれ方は超鈍感なので、周りの人間から受ける好意には気づきません。(男性からも女性からも好意を相当向けられアピールされているのにもかかわらず)
ですが、この好意の向けられ方にしても、それに気づかない鈍感さにしても、嫌味がないんですよ。
むしろそれぞれのキャラクターの優しさにスッキリすらするんですね。
あまりに鈍感なキャラだとウザさを感じたりするものですが、それもなく、むしろ優しさや清々しい気持ちにしてくれるようなところがあるのです。
単純なストーリーの派手さは少ないです。
大きな戦闘シーンがある話絵でもありません。
ですが人情や人の心に訴えるものがあるからこそ、これだけの高評価をされるんですね!
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」見どころ
「はめふら」の見どころはもうこの3つ!
いや、他にも面白いところはあるんですが、ここに注目してほしいです。
- カタリナとゆかいな仲間たち
- カタリナの優しさと優しさを受けた人たち
- とにかく癒し!癒し!
いやいやざっくりしすぎでしょと思われるかもしれませんが、ほんとにこれが素敵なんですよ。
カタリナとゆかいな仲間たち
カタリナは前世の記憶を引き継ぎ、「破滅フラグ」を回避するために奔走するのですが、もし「国外追放」されたときのためにカタリナのとる行動は何だと思いますか?
なんと「農業ができるようにする!」なんですよ!
いやいや、確かに農業、というか食べることは命の源で最も大切なことですよ?
ですがそこに行きつく発想がすごいですよね。
破滅フラグが起きないようにじゃなくて、起きても暮らしていけるように・・・。
なんてポジティブ!!
ゆかいな仲間たちも負けてはいませんよ。
王子であり婚約者であるジオルドもカタリナと一緒にいたいためにいろいろと工作するのですが、負けず劣らず友達のメアリも競争するかのごとくいろんなことを仕掛けます。
そして全力で阻止に向かい兄弟という家族という立場を利用する弟キース。
しかし全く気付かず「仲がいいのね~」とまったりするカタリナ。
それぞれのキャラがものすごく個性が強いのに奇妙なバランスが取れている。
アニメ全編にわたってこれが続くわけです。
カタリナの優しさとそれを受けた人たち
カタリナというキャラはとにかく優しい。
ただこの優しさには嫌味がないんです。
偽善的な優しさではなく心から相手を想う優しさ、それがほかのキャラクターや見ている人の心を動かすんです。
王子ジオルドも元々は腹黒王子と言われていましたが、カタリナと触れ合うことで変わり、ほかのキャラクターたちもそれぞれに変化していきます。
真正面からの人の想いがそれぞれのキャラクターの心を変えていく。
これがもし偽善的な優しさだったり独善的な優しさだったら、キャラクターはもちろん、観ている側をも不快にするのですが、そういったものがない。
カタリナというキャラクターの優しさと、この優しさを受けた人の変化は大きな見所です。
カタリナをはじめキャラクターの癒し!
このアニメの登場人物は全体的に優しい人が多いです。
ただし、どのキャラクターもそれぞれに悲しさなどの想いを抱いています。
それゆえに人に優しくできる。
なのでどのキャラクターも人を傷つけようというものがありません。
これが全体を見ていて癒しになるんですね。
ちょっと人間関係につかれたな・・・社会生活に疲れたなって時には本当にいい癒しになります。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」キャスト・スタッフ
それでは「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」のキャストとスタッフのしょうかいです。
キャスト
カタリナ・クラエス/CV:内田真礼
ジオルド・スティアート/CV:蒼井翔太(幼少期CV:瀬戸麻沙美)
キース・クラエス/CV:柿原徹也(幼少期CV:雨宮天)
アラン・スティアート/CV:鈴木達夫(幼少期CV:田村睦心)
メアリ・ハント/CV:岡咲美保
ニコル・アスカルト/CV:松岡禎丞
ソフィア・アスカルト/CV:水瀬いのり
マリア・キャンベル/CV:早見沙織
アン・シェリー/CV:和氣あず未
スタッフ
原作:山口悟(一迅社アイリス/一迅社刊)
キャラクター原案:ひだかなみ
監督:井上圭介
シリーズ構成:清水恵
キャラクターデザイン:大島美和
美術監督:込山明日香
音響監督:亀山俊樹(grooove)
音楽制作:日音
音楽協力:ミリカミュージック
アニメーション制作:SILVER LINK.
まとめ
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」、略して「はめふら」は癒し系アニメ。
まったり進んでいく中でもキャラクターの優しさや感情、心理描写が良く描かれ、観ていてスッキリする作品になっています。
優しさや癒しを求めている人には特におすすめのアニメです!