「小林さんちのメイドラゴンS」第2話ーあらすじとネタバレ・レビュー

さあ始まってもう第2話の「小林さんちのメイドラゴンS」

新キャラのイルルもこれからどんなふうに関わってくるのでしょうか?

そんな楽しみに答えてくれるのが今回の「小林さんちのメイドラゴンS」第2話

この記事では「小林さんちのメイドラゴンS」第2話のあらすじと感想・レビューを紹介していきます。

第1話のあらすじとネタバレ・感想はこちら

「小林さんちのメイドラゴンS」第2話ーあらすじ

イルルによって性別を変えられた小林さん。

トールやカンナに緊張を隠せない小林さんですがその後元の姿に戻ります。

イルルが再び小林さんのもとに現れるかと思っていたところ、裏路地で倒れているイルルを小林さんが発見する。

イルルを連れて逃げた小林さんをトールが助け、一緒に暮らすようになるのだが…。

「小林さんちのメイドラゴンS」第2話ー感想・レビュー

今回紹介している第2話、イルルとの関係が発展しましたね。

なぜイルルが人間を敵だというのか、そして混沌勢の中でも過激派と言われるイルルを襲う存在がいること。

一緒に生活を始めることでイルルの内面やも見えてきました。

ここからはネタバレを含みますので、ネタバレが嫌いな人は気を付けてください。

男になった小林さんの動揺とぶれない小林!

イルルの魔法で男になってしまった小林さん。

そのセリフが「お父さん以外で初めて見るのが自分のとは・・・」

この反応の仕方が小林さんっぽくてとてもいいですね。

動揺してもしょうがないというのもあるのでしょうが、この淡々としている感じが小林さんぽい。

でも翌朝カンナちゃんとくっついてたり、トールが抱きついてきたりで動揺する小林さん。

普段動揺しない分、小林さんの動揺が楽しめます。

そしてトールが小林さんの状態に気づいていて、小林さんに迫っていこうとメイド服を脱いだ瞬間「メイド服脱いだ、ないわ。トール、男視点でメイドの良さ一から語るね」と冷めきっている小林さん。

やはり小林さん!こんな状況でも全くぶれない!

小林さんの性格と良さが前面に出ているシーンでした。

小林さんの優しさが全開!心意気に沁みる。

イルルが襲われているところを助ける小林さん。

防犯ブザーを鳴らして音に動揺するところをイルルを連れて逃げる勇気。

そしてイルルの「お前は私をだましている、都合のいいこと言って丸め込もうとしている」という言葉に対して小林さんは一切ごまかすことなく「そうだよ」と返します。

こんなに正直にま正面から向き合えるってそうそうできることではないと感じますが、これまでのトールやカンナちゃんを含め、誰と接しても本当の意味で優しい小林さん。

ごまかしたり、偽善的に話したりしないで厳しい言葉をかけるときもありますが、だからこそ優しい。

そして「今までの教えを信じる?私に騙される?」とイルルに対してちょっとずるいような甘い言葉をかける小林さん。

このシーンのセリフの出し方がとても甘くて魅惑的なんです。

普段のサバサバした小林さんとのギャップ、これは惚れますよ。

小林さんを演じる田村睦心さんの技量が感じられる瞬間ですね。

クレメネの残す「エルマ様」という言葉

イルルを襲ってきた敵、2話のストーリーの中ではキャラクター名は出てきませんが、エンディングのテロップを見る限りクレメネという名前だということがわかります。

そのクレメネがトールに異界へ返される前に「エルマ様」という言葉を残します。

エルマって・・・あのエルマ?

1話でも小林さんに甘いもので買収されたエルマですよね?

ドラゴンの中でも調和勢に所属するエルマのことを様と呼んでいるということはクレメネも調和勢の1人なのか。

それぞれの派閥でも過激なのからいろいろいるということでしょうが、エルマ様というクレメネの言葉は届かず、トールに角を折られて元の世界へ返されるのでした。

実は不器用なイルル

小林さんちで一緒に生活するようになるイルルですが、不器用な一面が発覚します。

腕がドラゴンのままでしっぽも出ている、ということでトールに人間の手に変えるように言われるのですが・・・もう完全にドラえもんのてですね。

指もなく丸ですもん。

しかしその手で紙をめくるイルルにトールが「つかめるんですねその手」に対してイルルが「なんか細かい手がついてる」のセリフと共に手の拡大が・・・。

丸の中にびっしりと細かい手がいっぱい。

「きもっ!」と反射的に言うトールですが、見ていてもほんとにキモイ・・・。

あの手を全部描き上げた作画さん、ほんとに尊敬の念がいっぱいですよ。

ドラゴンと人間の生活の違い

イルルが一緒に生活するようになって、トイレを使うのに発した言葉が「糞尿ってここでするんだろ?どうやってやるんだ?」です。

今まで普通にトールやカンナちゃんと生活していて違和感なく暮らしていましたが、よく考えたら彼らはドラゴン。

人間と生活スタイルが違うのは当たり前ですよね。

人間と一緒に生活しているから人間の姿に変化しているものの、本当はドラゴンですから。

トイレに限らずいろんな人間の生活について教えていかなければならないことに気づいた小林さんはうまいことトールに押し付けます。

そこでトールがイルルに渡したものが、トール自作の「人間との暮らしマニュアル」

トール・・・知らない間にマニュアル作っていたんですね。

しかも挨拶に始まるというすばらしさ。

その後はトールの偏見の偏ったマニュアルにはなっていますが、やはり人間とドラゴンでは生活の考え方がちがうのですね。

日常になっていて忘れてしまっていましたが、トールもカンナちゃんも、そしてそのほかのキャラクターも異世界からきていたんですよね。

ここにきて違う生き物との共存という大きなテーマを感じる回となりました。

「小林さんちのメイドラゴンS」キャスト・スタッフ

それでは「小林さんちのメイドラゴンS」のキャスト・スタッフを紹介します。

キャスト

小林さん:田村睦心

トール:桑原由気

カンナ(カンナカムイ):長縄まりあ

エルマ:高田憂希

ルコア(ケツァルコアトル):高橋ミナミ

イルル:領内ともみ

クレメネ:杉田智和

ファフニール:小野大輔

滝谷誠:中村悠一

才川りこ:加藤英美里

ジョージー:後藤邑子

真ヶ土翔太:石原夏織

スタッフ

原作:クール教信者(双葉社「月刊アクション」連載中)

監督:石原立也

シリーズ監督:竹本康弘

シリーズ構成:山田由香

キャラクターデザイン:門脇未来

総作画監督:丸木宜明

美術監督:落合翔子

3D美術:鵜ノ口壌二

色彩設計:秦あずみ

撮影監督:植田弘貴

3D 監督:冨板紀宏

音響監督:鶴岡陽太

音楽:伊藤真澄・近藤研二・コトリンゴ

音楽制作:ランティス:ハートカンパニー

アニメーション制作:京都アニメーション

制作:ドラゴン生活向上委員会

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小林さんちのメイドラゴンS第2話 まとめ

小林さんちのメイドラゴンSの第2話、イルルが出てきての展開が変わりました。

やはり一緒に生活するようになり、小林さんとみんなの生活も変わってきます。

人間とドラゴン、別の生き物としてお互いを知り生きていく。

人間同士でもあたりまえのことですが、人間とドラゴンというのがまたわかりやすく、そして考えるきっかけをくれるところもありました。

そして優しさの心髄を感じさせてくれる第2話でしたね。

次の第3話にも期待大です!

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