「小林さんちのメイドラゴンS」第3話あらすじ・感想とレビュー

「小林さんちのメイドラゴンS」第3話。

今回も見どころがたくさんです!

共同生活のはじまったイルルはみんなになじんでいくのでしょうか?

果たして丸だった手はちゃんと作れるようになったのか。

この記事では「小林さんちのメイドラゴンS」第3話のあらすじと感想・レビューを紹介していきます。

前回の話のあらすじとネタバレはこちら

「小林さんちのメイドラゴンS」第3話 あらすじ

【前半】

カンナちゃんと遊びに才川りこがやってきた。

小林さんは留守なのだがイルルは家にいて、一緒に遊ぶか聞かれるがイルルは中に入れない。

そこへルコアさんがやってきて・・・。

【中盤】

小林さんがメイド服傍観勢になるキッカケが発覚。

トールが何とかしてあげようと皆を家に呼び似合う服を作ろうとするが・・・

【後半】

トールが回覧板を持っていくと趣味について話をされる。

自分の趣味は何だろうと考えるトールであったがなかなか見つけられずに悩む。

そしてついにトールも見つけるのだが・・・。

「小林さんちのメイドラゴンS」第3話 ネタバレと感想・レビュー

「小林さんちのメイドラゴンS」第3話は見どころがいっぱいです!

各キャラクターのセリフにこもる想い、そして人を思いやす心と温かさ、それによる救い。

見ているこちら側まで心が楽になるようでした。

それではいきます!

イルルを救う才川のひとこと

遊びに来た才川りことカンナちゃんがトランプをするのに一緒にするかとイルルを誘うのですが、「自分には資格がない」「自分を許していない」と断ります。

そこへ来たルコアが言葉をかけますがうまくいかず才川とルコアが一緒に入れるようにする。

「乱暴者だから」と言うイルルに才川は「私も乱暴者だからな」と話し始め、才川が何も考えていないことにイルルは驚く。

これは子供の才川だからこそ出来たことですね。

大人だとどうしても綺麗事に聞こえる言い回しになったり、そこへ自分の感情や経験が入ってしまうから、これほどシンプルなセリフにはならない。

説明も何もなく「カンナさんも最初気に入らなくてぶっ飛ばしてやろうと思ったの。でも可愛いから友達になろうと思ったの。イルルさんも可愛いし、友達にならない?」

なんてシンプルで飾りっけもなく、素直なひとこと。

「友達にならない?」ってこの言葉、大人になった今聞くことが極端になくなった言葉。

ですが、だからこそ、このひとことがイルルのそれまでモヤモヤと考えて遠慮していた心を開くきっかけになるんですね。

子どもでいられるということ

「罪の重さや責任をきちんと取り扱うこと。子供はまだそれを学んでいる最中なんだよ」「さっさと分別のない無責任な子供に戻るといいさ」

才川とのやり取りを聞いたルコアさんのセリフです。

現代社会においても、子供が大人にならなければいけない瞬間ってありますよね。

子どもが大人の世話をしなきゃいけなかったり、大人と同じ目線で考えなきゃいけなかったり。

そうすると体は子供のままなのに、どんどん中身だけ大人になろうとするんですね。

そうするしか生きていく術がないから。

イルルはドラゴンで、周りの大人や人間との戦いがあったから余計になのですが、そうせざるを得ない形で大人になっていきました。

それに対する先ほどのセリフ、早く大人になった人にも聞いてほしい大事なものだと感じます。

人を想う心と貴重な小林さんのメイド服姿

人に言われたひとことって一生残ったりしますよね。

「似合ってない」そのひとことで着れなくなったかわいい服。

実際に「似合ってない」と言われるとなかなかその恰好や髪形ができなくなったりしますよね。

ジョージーさんはこのとき「メイド服を着ているからメイドなのではなく、大事なのは奉仕の精神」と言います(省略してます)

小林さんはこの言葉で自分がこういう服が着たかった、メイドのコスプレをしたかったのだと気づきます。

自分がどうしたかったのか、何をしたいのか、どんな格好がしたいのか。

何気ない他人のひとことでそれが壊れたり、できなくなったり。

その言葉を言われたからと言って自分がどうしたいのか、大事なものであり、難しいですよね。

感情が伴わないと満足感は得られない

佐々木部さんに趣味を聞かれたトール。

趣味について考えるトールは矢野さんに音楽について聞きに行き、初めてとは思えないものすごい演奏をする。

曽根さんが作ってみるか?と彫刻の造形をやらせてくれ、精巧な鷹を彫り上げるのだが何が楽しいのかわからない。

それにたいして曽根さんは「おそらくメイドには簡単すぎるのだろう」「興味や感情が伴わないと趣味で満足感は得られない」

これって何についても同じですね。

「楽しい」「面白い」いろんな感情がありますが、そういった感情がなければはまることも繰り返しすることもできない。

例えばスポーツや学問に対しても楽しさや興味があるから繰り返しできるし、上達していける。

時に苦しい、大変なことがあっても乗り越えていけるんですね。

「小林さんちのメイドラゴンS」第3話のエンディング曲はトールが歌う!

「小林さんちのメイドラゴンS」の通常のエンディング曲は「めいど・うぃず・どらごんず♥」なのですが、今回の第3話は違います。

趣味を探していたトールが行き着いた先は小林さんグッズを作り、小林さんの絵を描き、歌を作りました。

その歌が今回の第3話のエンディング曲です。

なかなかインパクトのある曲ですが、背景画面もハートで埋め尽くされるというインパクト満載なものになっていますよ。

曲名「イシュカン♡リレーションシップ」

歌:トール(CV:桑原由気)

作詞・作曲・編曲:星 銀乃丈

「小林さんちのメイドラゴンS」キャスト・スタッフ

それでは「小林さんちのメイドラゴンS」のキャストとスタッフを紹介していきます。

キャスト

小林さん:田村睦心

トール:桑原由気

カンナ(カンナカムイ):長縄まりあ

エルマ:高田憂希

ルコア:高橋ミナミ

イルル:領内ともみ

ファフニール:小野大輔

滝谷誠:中村悠一

才川りこ:加藤英美里

ジョージー:後藤邑子

真ヶ土翔太:石原夏織

曽根さん:高橋伸也

スタッフ

原作:クール教信者(双葉社「月刊アクション」連載中)

監督:石原立也

シリーズ監督:竹本康弘

シリーズ構成:山田由香

キャラクターデザイン:門脇未来

総作画監督:丸木宣明

美術監督:落合翔子

3D美術:鵜ノ口壌二

色彩設計:秦あずみ

撮影監督:植田弘貴

3D 監督:冨板紀宏

音響監督:鶴岡陽太

音楽:伊藤真澄・近藤研二・コトリンゴ

音楽制作:ランティス:ハートカンパニー

アニメーション制作:京都アニメーション

制作:ドラゴン生活向上委員会

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「小林さんちのメイドラゴンS」第3話 まとめ

今回の「小林さんちのメイドラゴンS」第3話はなかなかの名台詞たりえるセリフが満載です。

キャラクターはもちろん、見ている人までが心を動かされたり、揺さぶられたりするセリフも入っていますので是非是非ご覧になってください。

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