ヴァンパイアものの作品は昔から文学から漫画やアニメまで数多く存在しますね。
そんなヴァンパイアものが2021年夏アニメでも始まりました。
月刊ガンガンJOKERで連載されている漫画がアニメ化「ヴァニタスの手記」
この記事ではヴァニタスの手記第1話のあらすじ・ネタバレ・感想を紹介していきます。
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「ヴァニタスの手記」あらすじ
吸血鬼(ヴァンピール)とは本来紅い満月の日に生まれてくるものだが、ヴァニタスだけは不吉の象徴である蒼い満月のもとで生まれてきた。
皆に追い出されたヴァニタス、「この本を手に入れたものは私と同じ蒼き光を双眸にやどし、やがてすべてのヴァンピールを滅ぼす死神となるだろう」とヴァニタスの書を残した。
白のハットに白のコートの青年ノエは先生からの言葉でヴァニタスの書の手がかりを求め飛空船に乗りパリへ向かう。
しかしノエは飛空船のなかで事件に巻き込まれ、青い瞳のヴァニタスと出会う。
かれは自信を吸血鬼専門の医者だというが・・・・。
「ヴァニタスの手記」1話ネタバレ・感想
「ヴァニタスの手記」のネタバレと感想です。
ネタバレを好まない人は飛ばしてくださいね。
第1話としての個人的評価は・・・(最大星5つ)
第1話だからこそ盛り上がりの多い場面なので今後の期待を込めて辛口です。
正直に面白い!
ヴァニタスが人間
ヴァニタスという吸血鬼が残したヴァニタスの書。
これを持って現れるのはヴァニタスから名前と書を受け継いだ人間だった。
この展開はある程度予測できましたし、ありがちと言ってしまうこともできる展開です。
ですが、ここからどうするのかを期待したいところですね。
ヴァニタスから名前と書(本)を受け継いだというセリフから、現在のヴァニタスは吸血鬼のヴァニタスと接触があるのは明白。
その背景をどのように描くのかを注目したいところですね。
ヴァニタスと本・ノエ達吸血鬼の運命は?
最初のオープニングに蒼月の物語としてヴァニタスの話がありました。
その中のセリフで「この本を手に入れたものは私と同じ蒼き光を双眸にやどし、やがてすべてのヴァンピールを滅ぼす死神となるだろう」というものがあります。
これは単純にそのまま受け取ると、現在の人間であるヴァニタスがヴァンピールと呼ばれる吸血鬼を滅ぼす死神となるということなのか・・・。
真名(しんめい)という吸血鬼の真の名は吸血鬼(ヴァンピール)を構成するものであり、真名をゆがめられることで発症する病気。
ゆがめられた真名に干渉しただすことで病気を治す「ヴァニタスの書」
これ逆に言えばヴァニタスがヴァニタスの書を使えばどうにでもできるということですよね?
真名をゆがめられることで病気になり、真名を逆演算することで治す、そして真名が吸血鬼を構成している。
真名をいじれるヴァニタスの書を持っているということは吸血鬼をどうにでもできる。
だから吸血鬼(ヴァンピール)を滅ぼす死神となる・・・ということかな?
そこでノエの1話最後のセリフ「彼を殺すまでの物語」が活きてくるのかな?
というのが1話を見ての今後の推測です。
注目ポイントの1つは声優、花江夏樹さんの奇妙な縁
注目ポイントの1つは声優、花江夏樹さん。
2020年に鬼滅の刃の映画が爆発的な興行収入を得ましたが、鬼滅の刃の炭次郎役、花江夏樹さんが今回ヴァニタス役なんですよ。
前回鬼と戦う鬼殺隊で活躍し、今回は吸血鬼の病を治す役。
鬼滅の刃の鬼のシステムは血を分けるというもの、これって吸血鬼のシステムと同じですよね!
奇しくも炭次郎は妹の禰豆子を鬼から人間に戻すということを目的に鬼殺隊になるという話。
今回紹介しているヴァニタスの手記とどこだか似ている・・・・。
この奇妙な縁、花江夏樹さんの役柄の縁がとても興味深いところです!
吸血鬼という王道ならではのメリットデメリット
吸血鬼を扱った作品はたくさんあるんですが、これはもう王道の1つですよね。
吸血鬼というだけで誰もがある程度の作品設定を予測することができる。
これは王道というメリットであり、デメリットでもある。
吸血鬼もののメリット
先ほどもあげたように、吸血鬼というだけである程度予測できる部分がある。
これは見る人にとってある意味安心感があるんです。
吸血鬼ということはこういう展開になるだろう・・・と予測できるから、観る人の期待も予測して描くことができる。
そして数ある吸血鬼というネタから視聴者の反応も予測できるわけです。
さらに、何よりも王道というのは流行ります。
音楽にせよ映画にせよメジャーコードという、この流れが心地よいという人間の心理があるため、人の心をつかみやすい。
これが王道吸血鬼もののメリットです。
吸血鬼というデメリット
逆にデメリットを言うならば、吸血鬼という題材の難しさです。
良くも悪くも吸血鬼を扱う作品は多い。
それが悪くいうと比較されることになります。
児童文学として一世風靡した「ダレンシャン」や、血ではなくエネルギーを吸う萩尾望都先生の「ポーの一族」などと、とにかく吸血鬼ものは面白い作品も多い。
たくさんの人が知る吸血鬼の作品があるからこそ、見る人は比較することができる。
うまくはまれば大きなメリットですが、デメリットにもなり得る。
「ヴァニタス手記」キャスト・スタッフ
ここではアニメ「ヴァニタスの手記」のキャスト・スタッフを紹介していきます。
キャストは第1話に登場するキャラクターとそれ以降でるキャラクターは1話以降としています。
キャスト
ヴェニタス:花江夏樹
ノエ:石川界人
先生:石田彰
ネーニア:名塚佳織
ダンテ:木村太郎
アメリア:下屋則子
ルム:小牧未侑
以下1話以降登場
ジャンヌ:水瀬いのり
ルカ:下地紫野
ドミニク:茅野愛衣
ヨハン:遊佐浩二
リーチェ:久間梨穂梨穂
スタッフ
原作:望月淳(月刊ガンガンJOKER)
監督:板村智幸
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤嘉之
サブキャラクターデザイン:滝沢いづみ
美術デザイン:多田周平
美術監督:金井眞悟
撮影監督:張盈穎
3DCG監督:三宅拓馬
編集:松原理恵
音楽:梶浦由記
音響監督:若林和弘
音響効果:倉橋静男(サウンドボックス)/西佐知子(サウンドボックス)
アニメーション制作:ボンズ
「ヴァニタスの手記」1話まとめ
吸血鬼(ヴァンピール)とヴァニタス・ヴァニタスの書の秘密はこれからわかっていくのでしょうが、第1話から続きを気にならせる伏線が多かったですね。
今後の「ヴァニタスの手記」に期待大です!