「小林さんちのメイドラゴンS」第5話あらすじとネタバレ・レビュー

日常ほのぼの系だった「小林さんちのメイドラゴンS」第4話につづく第5話。

今回はトールやエルマの2人がどんな風に出会ったのかなどの、過去の話が出てきます。

イルルの生活の変化もありの第5話。

この記事では「小林さんちのメイドラゴンS」第5話のあらすじとネタバレ・レビューを紹介していきます。

「小林さんちのメイドラゴンS」第5話を見るのにおすすめはドコモ公式/dアニメストア 【初回31日間無料】

「小林さんちのメイドラゴンS」第5話あらすじ

【前半】

街で出会うなりいがみ合うトールとエルマ。

トールとエルマが出会ったときから敵同士だったのか疑問に思った小林さんに、2人は「いいえ」と答える。

トールとエルマの最初の出会い。

それは過去の異世界でトールが人間の都市にいるとき、巫女さまが来ると聞く。

どんなやつかと見に行くとそこに来たのはドラゴンで・・・。

【後半】

どんな仕事をするか考えていたイルル。

トールと一緒に街を見に行くがいい物が見つからない。

そこにいた子供たちについていくと昔ながらの駄菓子屋「おぼろ商店」を見つける。

トールは駄菓子屋の店主「相田さん」とは知り合いで、相田さんは足のケガが理由で店を閉めようかと考えていた。

働かせてほしいというイルルにおぼろ商店の相田さんは・・・

「小林さんちのメイドラゴンS」第5話 ネタバレ・レビュー

「小林さんちのメイドラゴンS」第5話も素敵でした。

トールとエルマ、二人がどうして出会い、いがみ合っているのかを知る話。

2人はある意味とても仲良しでいいなと思いますが、なかなか難しい面もあるのでしょうね。

それでは「小林さんちのメイドラゴンS」第5話のネタバレ・レビューです。

トールとエルマの出会い

奇跡の巫女、そう呼ばれていたのはエルマでした。

人の争いを仲介していたエルマ、食べ物を対価にしていたのは今も昔も変わらないのですね。

そしてトール。

終焉帝の娘がなぜ・・・とエルマに言われたいのに言葉を濁したトール。

「滅ぼす前に見定める」と言ったトールの言葉から、混沌勢であるものの、いろいろと思うところがあったのでしょうね。

混沌勢と調和勢、そのなかでもいろいろなドラゴンがいて、それぞれにいろんな考えをもって生きていたのが感じられます。

人間の争いとトールの見解

「この宮殿はお前(エルマ)を神としてあがめるために建てられた。お前をもとに宗教が根付き、階級構造が取り入れられて、格差が生まれた。時期にお前を受け入れぬものと戦いを始めることだろう」

このトールの言葉、本質をついていて素晴らしいですね。

現代社会においても何が原因と言うのは違っても、力を持っている人(権力者や政治家)が格差社会になるようにしている。

そして今も世界では内乱や争いも起きている。

トールの言葉を今の政治家に聞かせてやりたい。

そしてエルマ・・・「私にもわかっていた、これはよくない流れだなと。だけどしょうがないじゃないか!彼らが持ってくる料理が、とてもおいしかったのだからー!」

やっぱりエルマはエルマですね・・・。

「私もこういう友達ほしかったな」の小林さんのひとこと

(お互いの内面を知るほど距離が近づいて、認めない部分は削りあって戦って。私もこういう友達ほしかったな)と心の声での小林さんのセリフ。

このセリフの重み。

いがみ合ってもお互いを思ったり。

トール自身のセリフにも「初心からずれたなぁ、エルマ。失望したぞ」

このセリフからもトールがエルマを嫌っているわけでなく、親しさを感じられますよね。

なんというか、腐れ縁というやつですね。

2人ともいがみ合ってもお互いにとても近くにいる。

まるで幼馴染のような、ドラゴンの長い年月を共に過ごしてきたからこその距離感。

心や人間の中身は相手に伝わる

【アニメ後半】

駄菓子屋さんの相田さん。

そこで働きたいと申し出るイルル。

相田さんは孫の友達に偏屈ばあさんと呼ばれているような人。

しかし、町内会で知り合いのトールが頭を下げ、イルル自身もお願いしますと頭を下げ、誠意をもって相手に接する。

だからこそ相田さんがOKしたのかなと、心が伝わったからこそ、OKしてもらったんでしょうね。

小林さんの親心とこのアニメの魅力

イルルが仕事に行くのに不安になっていると小林さんは「私はなんとなく初めてやりがい見つけた感じだからさ、そういう入り方、とてもいいと思う」

とイルルを慰め、「ちゃんと人の話きいて、正しい業務内容覚えるんだよ」と。

まるで親のようですね。

親の心で接する小林さんと、その言葉にホッとするイルル。

後ろで私もなでてとはしゃぐトール、そしてあしらう小林さん。

人間とかドラゴンとか関係なく、人柄にひかれ、その人の人間性に惹かれ、家族になっていく。

年齢や生きてきた過去も関係なく、心でつきあう。

この瞬間が、「小林さんちのメイドラゴンS」の最大の魅力だなと感じます。

イルルとタケト(相田さん孫)

イルルが働き始めた相田商店。

そこの家の孫、タケト(16歳)は働きに来たのがいったいどんな奴かと不安がりますが、イルルをみてさらに不安になる。

そりゃそうですよね、イルルはドラゴンで、まだ人間の文化になれていない。

たけとは外国人かと思うのですが、文化の違いや習慣の違いはそのまま考え方の違いにもなるわけですから。

ですが、一生懸命働いて、子供たちともやわらかく接するイルルをみて安心し、気に入るわけです。

たけとは外国人かと思っているわけですが、つまりここにも人種を超えた絆が生まれるんですね(ほんとは生物や空間やも超えていますが)

この無垢な絆、わからないから遠ざけるとかではない、わからなくても心で感じる。

その人自身をちゃんと見て心で付き合っている。

それはタケトもイルルも同じで、だからこそお互いに気に入る。

この心の触れ合いが素敵だと感じます。

dアニメストア

「小林さんちのメイドラゴンS」キャスト・スタッフ

それでは「小林さんちのメイドラゴンS」のキャストとスタッフを紹介します。

キャスト

小林さん:田村睦心

トール:桑原由気

かんな(カンナカムイ):長縄まりあ

エルマ:高田憂希

ルコア:高橋ミナミ

イルル:領内ともみ

ファフニール:小野大輔

滝谷誠:中村悠一

才川りこ:加藤英美里

ジョージー:後藤邑子

真ヶ土翔太:石原夏織

相田タケト:下野紘

相田ツバキ:中友子

スタッフ

原作:クール教信者(双葉社「月刊アクション」連載中

監督:石原立也

シリーズ監督:竹本康弘

シリーズ監督:山田由香

キャラクターデザイン:門脇未来

総作画監督:丸木宣明

美術監督:落合翔子

3D美術:鵜ノ口壌二

色彩設計:秦あずみ

撮影監督:鶴岡陽太

音楽:伊藤真澄・近藤研二・コトリンゴ

音楽製作:ランティス:ハートカンパニー

アニメーション製作:京都アニメーション

製作:ドラゴン生活向上委員会

広告

「小林さんちのメイドラゴンS」第5話まとめ

「小林さんちのメイドラゴンS」第5話は人の心を感じさせるシーンが多くありました。

そしてトールとエルマの出会いの始まりもわかり、2人の腐れ縁の始まりなどもわかりました。

人やドラゴンを思う心や、この世界だから互いにいがみ合わずに生きていける。

ハートフルな第5話でした。

dアニメストア

最新情報をチェックしよう!